一番記憶に残っていてだいすきな作品があります。「マリと子犬の物語」。初めて父と2人で小学5年生の時に観に行って父と2人で涙したのを覚えています。震災の悲惨さ、家族と離れ離れになっても懸命に子供たちを守りながら生きるマリの姿が印象深いです。

最後に家族と再会できるシーンは涙無しでは観ることが出来ませんでした。そしてこのお話が実話を元にしている、というのも非常に魅力的で小学6年生の時に飼い始めた犬に「まり」と名付けるほど僕の心に遺っている作品です。何度でも観たい映画で、これを観ればますます愛犬が好きになるし家族との絆も大切にしたいと思える、僕の心をまるごと持っていくお話です。僕がこの映画に教わったことを忘れず、これからも愛犬と家族を大切にどんなことがあっても生きていこう、と初めて観た日から10経った今でも決意させてくれるだいすきな作品です。